【タイトル】  CROSS!〜物語は交差する〜 【作者】  水瀬愁 【管理】  小説家になろう[ウメ研究所] 【サブタイトル】  【キャラクターカード】(第63部分) 【ジャンル】  恋愛 【種別】  連載完結済[全127部分] 【本文文字数】  15414文字 【あらすじ】  舞台は現代風の孤島『風宮島』。主人公は季節を巡って愉快なヒロイン達との物語を築いていきます。一番の見所であるヒロインは、可愛さ溢れて10人以上!諸所に導入されているバトルロワイヤルも必見です。ほのぼので、ちょっぴりえっちなひと時を、味わってくださいね♪紡がれる、自分の心――届くことを、伝わることを願って――CROSS紡がれた、自分の心――届いた、伝わった、心――想い人との愛を育む力となることを願って――CROSS 注意 小説には著作権があります。この小説を無断で再配布・転載する事は著作権法で禁じられています。 (C)水瀬愁 ************************************************  |三井祐夜(みついゆうや)  CROSS!〜物語は交差する〜の主人公。気さくという名のめんどくさがり。  女子に好意的アピールをされてもまったく気づくことのできない超鈍感な高校生。  本編では語られていないが、悲しいことや寂しいことや絶望することを避ける人格を無意識に作っている。  通称『二重人格』と呼ばれる精神病を患っており、本編では一度それによって発狂した。 【外見・性格・状況など】  身だしなみを整えることは気にしておらず、常にシャツは第二ボタンまではずしている。  青や深緑のシンプルなものを好み、帽子などの【余計なもの】を付けることを好まない。  ポケットに手を入れるくせがあるが、本人は気づいていない。  溜息をよく吐く。  成績は上。だがそれは、本人の実力ではなく周囲の努力の結果。  後輩や年下には優しくすることを定義しており、人の揚げ足やら弱点を突くことはあまり好んでいない。  親しき者の頭を撫でるのがクセ。  |三井優衣(みついゆい)  三井祐夜の実の妹。年は同じだが誕生日の速さで兄妹となった。  過去、幼い頃は祐夜への愛情はまったくの無しであったが、ある時を境に全身全霊を込めて尽くすようになる。  それから、優衣の内に秘められていたドジっ娘性質が開花し、祐夜とは尽くし励まされの関係になった。  本人としては納得がいかないようで、常日頃から精進することに努力している純情な子。 【外見・性格・状況など】  ショートヘアーの茶髪の上で、くせ毛なのか、一本の毛がまっすぐ伸びている。  背からは中学生にしかみえない。  主人公を見るときは必ず上目遣い。  成績優秀、運動神経も人並み、家事全般OK、そのうえ美少女。  だいぶ天然でドジで泣き虫で子供っぽい。  |小道寺美夏(しょうどうじみなつ)  三井祐夜の友人。クラスは違うが、過去に一度の出会いあり。  祐夜を一度立ち直らせていて、両親からの束縛に抗えず自分を人形のようだと思っている。  こちらもある意味では『二重人格』だが、者が同一な思考をもっているためにどちらかを演じているといったほうが正しい。  本編では語られていないが、他人交流の一面は完璧なお淑やかさをもったお嬢様のよう。  だからこそ、祐夜がその違いに恐怖したのだと思われる。  ちなみに小道寺宅は森地帯の奥深くにあることから、相当の金持ちであることが推測できる。 【外見・性格・状況など】  青髪のポニーテールが主。  普段着も比較的スカートではなく短めのズボンで、黒を好んで着ている。  寝巻はワンピース状一枚だけ。  背は祐夜より僅かに下。  俊敏な動きを行う腕や脚は色白で、力量と程遠い細さと女々しさを持っている。  少し古風な口調(?)を使う。最近視力が落ち始めていることに本人は気づいていない。  |御劉誓兎(みりゅうせいと)  三井祐夜の悪友。中学生時代からの仲で、一番凡人であって超人な変人。  何事も大げさで、『苦しんだあげくの断念』的な感情の込められた発言やら『悪役様のご登場に拍手大喝采したまえ』的な演技もお手の物。  それが素だと主張する者もいる。  本編では語られていないが、風宮島に住む方々の弱みが多々に記された『セイトノート』というものを所持している。  不良の気があった昔とは、外見的な変化はない。  だが、祐夜を誰よりも過敏なまでに心配している者の一人であることから、溢れるほどの優しさがあると見られる。  学生服は季節に関係なく一式で、その理由というのが『胸ポケットの仕込みができるから』だとか。 【外見・性格・状況など】  ショートの黒髪。黒瞳。肌色の肌。と外見は普通。  背は主人公より少し高め。  考え込むとき。右腕を横にして台を模し、手首辺りに左肘を置いて頬杖をつく癖がある。  癖の別パターンで、顎に人差し指と親指で触れる形も稀に。  |伊里嶋輝弥(いりしまてるや)  三井祐夜の悪友。中学生時代からの仲で、常に斜め上から物事を見下ろす。  人と話すときに笑顔が絶えることはほとんどない。それには彼の過去が起因しており、小学生だった頃彼はそのあまりの天才さに独りぼっちの地獄を味わうこととなった。祐夜と運命的な出会いを果たすことで、人と接することへの姿勢はなんとか保たれ、友好的な様を示す『笑顔』を心がけて高校生の今にいたる。  好き勝手のし放題な不良生活を送っている彼だが、本心のところではまだ満たされぬ渇きがあった。その渇きも、隣に居てくれる者・美乃宮春花によって潤されることとなる。  某秋薔葉薇(ぼう・あきばはら)では皇帝と称されており、その呼称は風宮研究所関係者としてのコードネームと被っている。CROSSからCROSS2ndの間の期間にて、父親を殺すこととなるが、それは"夢の国"をこの世界に顕現しようという最凶の計画を打ち破るためである。  その際、正樹と出会った。 【外見・性格・状況など】  女でも通る、スッとした容姿。  ショートに切り揃えられた髪(稲の色に近い)は、少しウェーブがかかった感じにふわりとしている。  購買で売ってるパックのコーヒー牛乳が好物。ブラックも飲めるが、違いがよくわからないらしい。  背は、主人公の頭二分の一くらい低い。  アニソン好き、深夜アニメ好き、ギャルゲー大好き。同人誌にも手を出すオタ。祐夜との出会いのきっかけが何か関係している……?  |美乃宮春花(みのみやはるか)  CROSS時代では、風宮学園の生徒会長を務めたお色気系爆乳お姉さん。CROSS2ndの後に卒業して、今頃は大学生をエンジョイ! している。  歯車が全く狂うことのない、まるですでに築き上げられているレールを行くかのような人生で、高校生三年間も終えるはずだったが、風紀委員と問題児という立場で祐夜と出会い、心揺さぶられる。  しかし、祐夜に対する感情は恋ではなかった。輝弥から同じ"色"を見出し、彼を支えるという恋の実りを選択することになるが、輝弥と春花は喩えるなら黒と白というほどに正反対。その色が腐ったミルクのように汚濁しているという点では共通しているかもしれない。  彼女の父親は風宮研究所の関係者で、裏切り者扱いされる輝弥及び祐夜達へと研究所に進入するためのパスワードとSPカードを手渡す。その二つが彼女の父親のIDであることを輝弥は知っているが、お互い何も言おうとはしない。  策士で、頭のキレは輝弥をげふんといわせるほど。問題児三人を相手にできるほどの運動神経もあり、まさに才色兼備。 【外見・性格・状況など】  垂れ目なところがおっとりした風を醸し出す。  髪は肩より下まで伸ばされており、薄くピンク色帯びている。  幼児に語りかけるような物言いはチャームポイントのひとつとして捉えられている。柔らかい微笑みをつくることが多く、たまに子供っぽく頬を膨らませることもある。  背は、祐夜より小指分ほど高い。  ケーキ大好き。  |二ノ宮美奈(にのみやみな)  風宮学園生徒会副会長を務める、メガネ越しの目がキリリと鋭い女性。本編途中よりイメチェンして、体育会系のノリの似合うメガネ無しっ娘となった。  春花とは生徒会での顔合わせで仲良くなる。御劉の鼻にかかった態度が気に食わない。  ピアノを嗜んでおり、ドラマチックな出来事を好んでいる。  両親は離婚しており、今は成人した姉の元で暮らしている。飲んべぇで生活力皆無の姉のかわりに料理洗濯を担当し、すでにいっぱしの主婦としてもやっていくことができる。大安売り、セールに目が無く、所持金の量に関係なく物の購入を渋る傾向があり、家計簿もつけている。俳優になって恋愛のドラマに出演することを夢見ている。時折祐夜たちに関わってきて、上級生らしい余裕のある聞き手をすることもある。春花の問題児三人への対応が親しげすぎることに最初は少し嫌々しさを感じていたが、後々それも解消されていった。  祐夜、輝弥とともに研究所へ忍び込むと決断した御劉を引きとめようとし、戦場へと飛び出すこととなってしまい、σが仕掛けてきた攻撃から身を呈して御劉に守ってもらうという失態を犯す。  それ以降、若干御劉との間がギクシャクしてしまうが、祐夜の仲介があってもとのさやにおさまった。大学になった今でも春花とはメル友で、電話番号のブックマークの一番上には御劉の名がある。 【外見・性格・状況など】  力強く、体力勝負は男にも負けなくなった。それに似合う運動部系な印象の髪型とともに、仕草や思考もさっぱりとしている。  虫は大好き。しかし、ミツバチだけはトラウマ的に嫌い。人当たりはよく、春花とペアになって行った幼稚園の職場体験ではたくさんの幼児に囲まれた。  人を弄るときは、猫のような目つきで笑う。  臨機応変が得意だが、計画性がないというわけではない。アクション系ゲームは、ボタンがのめりこむほど熱烈にプレイする。ギャルゲーには目も当てられない。  |鷺澤美姫(さぎさわみき)  IC工業系で一流を極める大企業『鷺澤グループ』の一人娘。風宮島に別荘をおいており、子供時代を風宮島で過ごした。  その頃から祐夜に初恋を想い、離れ離れになった後からはその想いを文にすることを趣味とするようになった。  本人が言うには「弟君が言ってくれる優しい言葉には敵わないよぅ!」とのこと。それでも、日記のようにこまめに書いて、心情の整理に活用している。  体術に心得があり、ほとんどが手刀での瞬殺系。本人が言うには「生足は弟君にしか触らせないのっ」とのこと。祐夜を捕獲する場合には存分に足技を使う。  嫉妬深く、胸がない。コンプレックスはもっていないが、つるぺたなことで弟君が逃げていかないか不安を抱いている。そんな心配をしなくていいほどの美貌であることを、本人は自覚していない。  甘ったるく祐夜と毎日を過ごすことを夢見ており、将来なりたい職も祐夜の奥さんと、なにからなにまで祐夜色なのである。  ちなみに、CROSS2ndでは春花の後を継いで生徒会長をがんばっている。 【外見・性格・状況など】  でっかいリボンです。くりっとした瞳が可愛いのです。もう手遅れな甘党で、コーヒーをこーひー牛乳と勘違いしてるです。  どこかのほほんとしている雰囲気があって、春花と似た柔らかさがある。  発育を気にしてそっち系のビデオやそっち系の雑誌をよく見る。また、祐夜がベッドの下に隠したりするあっち系のビデオやあっち系の雑誌は炭すらも残さない消却方法で処理している。  ポニーテールな具合に上げているためあまり知られていないが、実はお尻に届くくらいのロングヘアー。髪をそのまま下ろしている場合の姿は、お風呂後か祐夜くらいしか拝見できない。  リボンをとった場合の身長は祐夜の胸板くらいまでしかない。優衣とよくいちゃいちゃする。それとおなじくらい祐夜ともいちゃいちゃしたいと思っている。  |古泉真紀恵(こいずみまきえ)  主人公の同級生。問題児という噂を知りつつも、いつも楽しげにしている祐夜に魅力を感じ、その感情は恋なのではないかと常日頃から自問していた。しかし実際には憧れでしかなく、初恋の相手は御劉であると本心に気づく。友人の友人に好意を抱くという、ありがちなぱたーん。  水泳部に入っており、プールのマーメイドと裏では結構人気がある。ボクっ娘の気(け)がある風で、世話したがり。その姿勢が逆にだめなのか、幼児には近寄られにくい。本人はそのことで結構傷ついている。  研究所への進入を輝弥から耳打ちされても、動じることなく「待つ」を通した。それほどに御劉と心を通わしているのかもしれないが、実際のところは本人達にしかわからない。 【外見・性格・状況など】  しっとりと黒髪なセミロング。瞳は、若干赤ワイン色がかかっている。  お酒に強く、どんなに飲んでも頬をほんのり赤くしか染めない。瞳の潤む姿が、余計愛くるしく思えもする。  結構な人見知りで、緊張に弱い。しかし友達の幅は広く、人当たりは悪くない。歌を歌うことが好きで、激しく熱いアニソンを主に歌う(輝弥に薦められてハマった)ゲームはほとんどせず、自主勉強にこまめに耽る。美姫と同じで、えっちなことへの耐性がない。  |天宮希美(あまみやきみ)  精神年齢がとても幼く、どこかずれている。いつもはしゃいでいる。クラスからは浮いており、よく独りぼっちでいる。  不登校になりかけたそんなときに瑞樹と出会い、親友となる。祐夜の話をし始めると自分のことを見てくれない瑞樹の態度があって、祐夜に対して初めは敵意をむき出しにしていた。後々打ち解け、親友として瑞樹を支えるようになる。  乱暴でじゃじゃ馬で乱暴だが、スタイルはそれなりに良い。運動神経も抜群で、どんな部活でもすぐにレギュラーを張れるほど。料理も上手く、よく気が回る(瑞樹のドジを防ぐ的な意味で)  祐夜と親しくするようになってからは落ち着くようになり、じわじわと人気も向上していった。CROSS2ndの頃にはランク10に入っている(男子生徒基準)  大阪の食べ物を心から愛している。 【外見・性格・状況など】  ショートヘアで、両耳の辺りに髪飾り(秋の紅葉を模ったようなもの)をひとつずつ付けている。瞳は橙色がかかっていて、活気良くきらきらと輝きを放っている。  テンションの高くなることが好きで、パーティ事が大好き。接するコツを掴んでくれた祐夜とは付き合いやすさを感じており、余計に自分を押し出している。  |小倉瑞樹(おぐらみずき)  見た目は学生。その正体は巫女さん。ドジを極めたドジっ娘で、落としてしまった消しゴムを拾ってくれた祐夜に恋に落ちた。人見知りしやすいが、穏やかな性格や優しい物腰がこうを煮やし、絶賛友達急増中。CROSS2ndではランクが希美と並んでいる。ラブレターには一枚一枚丁寧に断りの返答をしたためている。通称『優しいフラグブロッカー』 【外見・性格・状況など】  ショートヘアの黒髪は、整髪剤をまったく使っていない純粋そのもの。視力が少し低下気味で、知らずうちに顔を近づけてしまうのがクセ(CROSS時点、祐夜にのみ)自分のせいで近づいた唇と唇に驚き、オーバーヒートしてしまうことも。  CROSS2ndでは怖い怖いと思いながらも希美に背中を押されてコンタクトレンズの着用をはじめる。初めて付ける際、祐夜に頼もうとしたことがあった。  祐夜たちとは別の経緯で研究所に辿り着き、"夢の国"の接近を巫女の力で弾いた張本人でもある。そのさい、世界にスペシャルゲストが散らばる感じを得ており、本人の一生涯ではそれが関係してくることはなかった。また、祐夜への一途を貫き通したために人妻にはならない。若々しく美しいままに、56歳という年齢で人生の幕を閉じた。祐夜と出会ってから書き始めた日記の最新には、まるで死ぬことを知っていたかのように遺書が綴られており、そこにも祐夜の名がでてきているほど彼女は祐夜に恋してやまなかったのだろう。  |鷺澤宗一郎(さぎさわそういちろう)  美姫の父。三井祐夜の父とは、髪を金髪にし合って拳を交わすほどの仲。手からうさウサ波――ッ! を出す。一ターンに三回の行動ができる。毎ターンHPとMPが50ずつ回復する。状態異常は1ターンで無効化できる。 【外見・性格・状況など】  総てが謎に包まれているよ!  |美沢朱美(みざわあけみ)  秘書。縁の下の力持ちで鷺澤グループを支える人物。高校生時代は不良で、大学生になってから熱烈に勉学へと励み始めた。そうしてのし上がってきた秀才でもある。  研究所からの"お誘い"がかかるが、キッパリと切り捨てた。CROSS2ndの時代には結婚し、子供を持つ。  優衣の夢の中とは性格が全く違い、元が不良であったことを漂わせないキリキリときまじめな性格で、時間には厳しい。タバコを吸う者は容赦なく叩き伏せるくせがある。 【外見・性格・状況など】  本編とはまったく違うよ!  鷺澤防衛隊総隊長の俺  守護に行き守護に死んだ騎士。美姫への忠誠心から鍛え上げた身体能力を生かし、高校卒業後はボディガードマンの職につくが、それが悲劇への選択だった。世界から隔絶され、人形のように生きてきたアリスと運命的な出会いを果たし、灰色に薄汚れていこうとしていた熱情の想いを再び沸騰させる。ある日、アリスをつれて逃亡を図るが、アリスを殺害しようとする側とアリスを守ろうとする側の両方から追い詰められ、最終的にはアリスの壁となって息を引き取る。死しても尚般若のような表情は崩れず、それほどに守護の道を真っ当した漢だった。また、アリスは無事外の世界(行ってみたいと話していた一面の花畑)に辿り着くが、隣にいてほしい存在が死んでしまったという悲しさから、夢は達成できなかったと呟いて自ら毒を飲む。それがアリスを守る側が狙っていた引き金であったということを、二人は知る由もない。天国でも地獄でもなく、二人は"夢の国"で仲良く暮らすこととなったのだ。そしてCROSS3rdの改変を受けて、天国と地獄に離れ離れとなってしまうが、お互いはお互いの心で生き続けるという愛の最終形態を認識し合っているためにそれを快く受けいれる。その後の二人は誰にもわからない。 【外見・性格・状況など】  本編と全くいっしょだよ!  グハ  オキョ  ヒャヒャ  体育祭で祐夜達に一蹴された組のひとつ。上記に記されているのは名前ではなく、祐夜からみた印象である。  初めて出会ったのは、瓦礫の街であった。殴り合い、地面に突っ伏した頃には、すでに意気投合していたのだ。  高校卒業とともに、グハは上京し、オキョはボクシングに目覚め、ヒャヒャは風宮島に残って親の跡を継ぐ。同窓会でも会うことはできず、三人は卒業アルバムのひとつの写真でしか揃わなくなった。そんなある日、グハは新聞でオキョの記事見つけることとなる。その記事は、ボクシングとしての生命が終わってしまうというものであり、オキョとの距離を再認識したグハはもやもやとした気持ちを抱いた。そして、乗り込んだ新幹線で偶然にも仕事の関連で上京してきていたヒャヒャと会う。話をするうちに不協和音の空気に気づき、昔の仲を取り戻そうと悪戦苦闘するグハだったが、別れ際にヒャヒャがこう言ったことで思い知った。 「もう、あの頃の俺たちじゃねぇんだよ。それくらいわかってるだろ?」  大人の階段を別々に昇っていった彼らは、すでに同じ世界で住んではいない。だからこそ、突き出した拳は二度と相手に触れることはないのだ。 【外見・性格・状況など】  みんなの想像通りだよ!  |二ノ宮理子(にのみやあやこ)  風宮学園で祐夜たちの担任教師だった女性。問題児とされている祐夜たちに関心を示しており、ときには心の道標を作ってやるという教師らしいこともする。  一生に一度と唄った恋も心の奥底で燻るだけとなり、本人は老後生活の穏やかな毎日を歩みはじめたつもり。高校生時代に教師からレイプを受け、それからは霧消に教師を毛嫌いするようになった。しかし、親が突然雇った家庭教師の年上男性と親交を深めるうちに、無駄に過ぎ去ってしまったあの頃をもう一度味わいたいと思うようになる。その思いあって教師資格をなんとか会得できたわけだが、本心では彼のように生徒を導けるようになりたかったからというほうが強い。もしくは、今はもういない彼を忘れないようにするためか。  持っているというだけで使うところを見たことがない彼のジッポライターは、今は彼女の胸の裏ポケットに収まっている。オイルはこまめに充填され、燃えようとしているのに火が点かないという儚さを生まないよう注意している。  恋の形は、彼女の胸の中にしかない。 【外見・性格・状況など】  吊り目なのが高飛車を想像させ、そうとは違う豪快な男らしさがギャップと魅力を生む。  常に白衣を着ている。ふちのない眼鏡は、妹が毎朝きちんと拭いている。  |片瀬愁(かたせしゅう)  背がちょこっと低い新一年生。本人が意図しないところで天然は随時発動しており、その人気は高校生に昇格することで大きく跳ね上がった。具体的にいうなら、男子ランキングではなく女子ランキングで上位に名を連ねるくらい。  根も上辺も総て優しさで溢れている。どんな人間とも仲良くなれる性質で、ホステスの夜王と知人だったりする。すごいヤクザのボスとも親友で、大型連休の時期には全員を呼び集めてボードゲームをしたいと常日頃から夢見ている。  妙に大人びてみえることがあり、それが彼の人気の秘密である。リコーダーが苦手。ピアノが得意。どこかの店でひっそりと弾くことが夢で、コンサートはがちがちに緊張してしまうから嫌い。  遠距離恋愛も、彼の純粋さがあれば成しえられるだろう。CROSS2ndの主人公様に敬礼。 【外見・性格・状況など】  ちっこくて可愛いと評判。妹と同じく、女装したら美少女でとおるほど童顔で、少しアホが入っている(アホとかいてのほほんと読む)。  背は低めで、ボクっ娘がしそうな仕草を知らずうちに行う。性別関係なく、自然と相手との顔の距離が縮まっていく。友人だと最高で2cm。恋人とは、いわずもながら。  弄られたときは目が○に、口がおむすびになる。  |片瀬祐(かたせゆう)  片瀬愁が「実は女の子でもいける」と自覚してしまったシリーズ第一弾。もうどうにもならない女装っ子。三人組のあだ名『トライアングル』の一端を担い、『太陽乃如(たいようのごとし)向日葵(ひまわり)』と二つ名がつけられているが本人は『水も滴る妖精さん』であると主張し続けている。とてもノリが良く、男女隔てなく友人が多い。クラスに一人はいる無駄にテンションの高い子に当てはまる。  幼い頃にいろいろあり、精神崩壊を逃れるため本能的にとった手段が「女になること」であった。自分を演じることで、現実にある何か怖いことから目をそらそうとしているのである。  CROSS2nd本編終盤での演劇により、現実と向き合う決意を固く誓い、男へと戻った。  兄は、よくつるんで遊びまくる一番の親友であり、それ以上にかけがえのない存在である。 【外見・性格・状況など】  長くウェーブのかかった髪が美しい。  パッチリとした瞳は綺麗に透き通り、化粧していないというのに容姿は女の子を凌駕する。  本編での代表的な服装は『赤いスカートに濃い肌色のパーカー』 クローゼットにしまわれているものはとほうもなく多く、バリエーションの可能性は無限大!  |天城小夜歌(あまぎさやか)  ハーフ。瞳が青い海原のようで、顔立ちも心なしか余計にスッとしている。  本編では語られぬままとなったが、美姫よりランキング一位を掻っ攫った超美少女。才色兼備というわけではなく、どちらかといえば天はニ物を与えずのほう。成績がとても危うい。  夏になればなるほど服が薄く、きわどくなっていく。また、冬でも素の輪郭を生かした具合にしか着込まない。  CROSS2ndの年度より新生ランク10の者達には『〜の女神』と付けられることとなり、彼女は新一年生でランク10になった三人のうちのひとりにあたる。音であるのは、ただ単に部活から派生したというだけ。本人は楽しめればどんなジャンルでもいいと思っており、そのとおりカラオケではいろいろ歌う。  ヤンデレに近い、デレヤン。嫉妬しやすい、今時に順応した極極普通の美少女だ。 【外見・性格・状況など】  いじわる子猫のような艶かしい仕草は、愁に対してのみ発動。  腰まで伸びる髪は、ぴょんと伸びるツインテールにまとめられている。  食への選り好みはほとんどない。裁縫事が苦手で、う〜と目の端に涙をためて取り組むことも。  |中久保千明希(なかくぼちあき)  某憂鬱にでてくるインターフェースではありません。断固として違うと言い切ります! だって宇宙人じゃないもの!  家族関連の話は一切漏れてなく、誰に対しても無言一筋なために、愁が勝手に親友と思っているだけな可能性も否めないかも。  武器はカバン偽装型鉄塊(片手用) スタイルはよく、凹凸が少し物足りないくらい。コスプレをさせれば、予想外にも可愛くなること間違いなし。変わった魅力のある、物静かな少女。 【外見・性格・状況など】  ツヤ消しブラックの瞳をしたショートヘアの少女。  色白。世界との輪郭が少し危うく見えてしまう。  |美月梓(みつきあずさ)  片瀬祐の願望たる女性化を、ある意味体験してしまったおっとりドジっ娘系巨乳少女。がさつな仕草が多く、口調もすぐ荒げられる。が、自制を気をつけているつもりらしい。  本来の美月梓は、共にトラックに衝突された|神崎康利(かんざきやすとし)の肉体に移ったらしく、その肉体が重傷から復帰できずに死んでしまったことで、本来あるべき彼女の魂は滅んでしまったそうだ。  そして、元康利の魂は梓に宿り、男だった人生が一転いきなり女として過ごさなくてはならなくなったのである。  美月梓は、一流セレブの箱入り娘だった。ロールス・ロイスでの送り迎い。超豪華な食事の毎日。それに伴って習い事の量も半端無かったが、すぐに慣れて毎日が楽しいばかりとなっていた。それと反対に、事故での病院生活が終わって訪れた学校生活は苦ばかりだった。普段ならぶっきらぼうでしか話さない女生徒。普段なら乱暴に肩を組み合ったりもする男生徒。接し方を逆転させねばならないというのはつらく、また女性の感性を理解できない欠点があるために友人ができないのは当然のことだった。高校一年目の後半、高嶺の花と都合良く解釈され、学校では独りぼっちなのが通常となっていた頃、愁が話しかけてきた。簡単な自己紹介。よろしくという握手。どぎまぎする梓とは打って変わって、愁はどこか親しげに話しかけている。不思議に思った。しかし、だんだんと昔の懐かしい頃の感じがしてきて、自分が女の身体であることを気にせずに自分らしくしゃべるようになった。あっと気づいたときには、もう取り繕えないほどになっていた。しまったと思うのと反対に、愁はこういったのだ。「美月さんとしゃべってると、なんだかとっても楽しいよ」そのとき、予感がした。愁がとても大切な存在になってくれると、今欠けているものを埋めるピースが愁なのだと。そのとおり、CROSS2nd後半では、親友と呼び合えるほどに愁と美月の仲は深まった。お互い、恋心を意識してはいないが、美月の心には小さく燻り始める想いもあったかもしれない。  ちなみに、女神の称号は与えられていない。それは、中学の頃からランク10内にいるという例外性があるからだ。 【外見・性格・状況など】  元が男なため、豪快な行動が多い。しかし、顔が良いために、可愛らしさのひとつとして捉えられている。  髪はおかっぱな感じに切り揃えられており、アホ毛が一本立っている。  男としての感性が残っており、チラリズムや人妻やエロ話に反応する。しかし、悶える姿・音声が女のため、一種の可愛らしさと思えなくもない。  時折、男としての無知と天然が重複して発動する。のほほんとした感じ漂う、親父に男気な巨乳少女。第一印象が引込思案そうといった感じなため、そのギャップがまた魅力的ともいえる。  |正樹夢彦(まさきゆめひこ)  『トライアングル』の一人。王子様。いうことなし。  誰もが生まれもって背負わなくてはならない運命に、壊れてしまいそうになるほど刃を突き立てられた薄幸の存在。父親が研究所の科学者で、彼は実の親にモルモット扱いされていた。死の淵での絶望が夢関連にどう影響を及ぼすかという実験のために、Kによって殺されかける。しかし、精神が崩壊したのを引き金に超人的に覚醒、彼はKに勝利する。三人の侵入者とともに研究所を侵略し、最終的には実の父親を殺害した。誰よりも不幸に満ち、誰よりも幸せい触れている、誰よりも痛みに蝕まれる存在。それが彼だ。  作り物の笑みを貼り付け、今日も彼は虚勢を張って愁のそばに居続ける。 【外見・性格・状況など】  容姿端麗。愁とは違い、男らしい顔つきをしている。物腰が穏やかだが、案外ノリが良い。  愁や祐とともにいるときだけ、表情が一段と柔らかくなる気がしなくもない。  |北河睦(トモダチ)  呪いにかかっていて、名前を呼んでもらえない。二十歳になるとともに結婚し、さらに二年後には宇宙パイロットとして世界の超有名人となった。高校生時代とは裏腹に、その頃には誰もがその名を口ずさむ。  有人宇宙施設での生活で『トライアングル』のことを話題にするが、それはまた別の話である。  ちなみに彼の子供は呪いを受け継がず、カワイイカワイイ女の子にすくすくと育ちました。  |水嶋愛姫(みずしまあい)  片手にチョークを持つ姿は、どうみても先生ごっこをする女子小学生。見た目は子供うんぬんにある意味該当してしまう。愁に対して妙な好意を抱いている。  こじんまりとしたアパートに一人暮らし。休日の楽しみはヒーロータイムの視聴。徹夜は苦手で、生徒以上に居眠り好き。声優を目指そうと思ったことがあり、トークは得意で人前で緊張しにくく声が幼げで特徴的。早口言葉は得意なのだが、派手に噛むこともままに。 【外見・性格・状況など】  くるんとカールしてしまっている髪は、どこかのアニメ画みたい。視力が良いが、地獄耳のスキルはない。お酒は拒絶反応を起こすため、絶対に飲もうとしない。大好物は焼肉ととんこつラーメン。  篠崎(しのざき)  夢と現の次元の狭間を渡ってくる刺客≪黒≫を根絶やしにしていく中で、スペシャルゲストを総て集めて『パソコン(クライアントではない)』というシステムを建築する(本編では間に合わず、それまでに構築したふたつのパソコン『守護因子』の愛乃と謎の少女を分解・再構築して計画に組み込んだ)ドメインネームはミレ・ゼルラで、それは本来の肉体の真名であり篠崎の拾った自動人形(改造を行い、自立機械とした)に与えられた名でもある。  武器は黒と同質存在のユーエスビーケーブル。身体強化の類が行われてはいないが、CPUを最大出力に活用した奏と対等に戦うことができる。  研究所が擬似魔力活用のために開発した武具を第二装備としており、本来の身体は研究所の施設に隠している。本編で一度元の身体に戻った。元の身体は仕様上の欠点があり、埋め込まれている多大なエネルギーで自傷していき続けている(だからスリープモードに維持して、壊死を免れた)また、"夢の国"ではその空間を利用して自壊を止めることができる。  世界の改変を成して、元の世界へと帰省した。 【外見・性格・状況など】  黒のワイシャツにスラックスのシンプルなスタイルではあるが、いつもは適当にしている短髪をワックスによってきちりと立たせている。また、ワイシャツの襟周りのボタンを開けており、常日頃よりも幾分もスタイリッシュになっている。  ミレ・ゼルラ(真)  銀髪。深い青の瞳。"夢の国"で兵器としてつくられた存在(夢から生まれたために、意思がある)  彼女に一人の存在が恋し、彼女にひとつの世界が巻き込まれ、彼女によって輝かんばかり交錯が現実となった。彼女が自らの運命から逃げようとしなければ、この物語は紡がれなかっただろう。  大切なものを守るため、皆が道化となって狂ったように踊る"夢の国"に向き合うことを決める。  その後の彼女は、誰にも知られていない。 【外見・性格・状況など】  衣服というのは黒で整えられたワンピースで、うっすらと引かれた白線が一定間隔を置いて縦横に走らされているだけという簡素なもの。袖は無く、スカートの部分も思う他膝上すぎる。そのワンピースは薄い布でできているようで、余計彼女自身の輪郭が明確となっている。  少女と言うには大きなボリューム。小さく丸まったお尻にすらりと伸びた足。衣服のほうの側面両側についているのであろう白いリボンがゆっくりゆっくりと揺らめいているのが幻想的。  白い羽根を撒き散らす双翼を生やしており、天使に見間違えてしまいそうになる。  |愛乃みなせ(よしのみなせ)  超天才で、ちょっとやそっとのサボリじゃ退学にならない。その実態は、人型になって主の願いをかなえるパソコン。  全力が1とすれば、煌相手での実力発揮が0.1に値する。人型を捨てれば万の軍勢相手でも勝利を収められる。  自意識が人並みにあり、案外天然。ごろごろするの好き。篠崎に教えられた音楽(ピアノ)をよく弾く。 【外見・性格・状況など】  金髪のツインテール。それを作る黒リボンはスカートに合わせているもの。揺るぎない蒼の瞳に、怖いくらいに暗い光を灯しているが、普段はもっと明るく煌びやかに輝いている。  子供っぽい反応はデフォルト。デパートではしゃぎまわることと、家でのんびりとテレビでも見ることが好き。テンションの上下が激しく、常に仕掛ける側。  謎の少女  愛乃のおかあさんに当たる存在で、篠崎の守護神としては愛乃の先輩にあたる。物語の裏で動き回り、最終的には篠崎の願いを聞き入れて消失した。  存在色は赤。狭間の世界で戦ってばかりいたために、詳細は誰にもわからない。 【外見・性格・状況など】  自然に下ろされた金髪のロングヘア。瞳は、まるで宝石が埋め込まれただけのように、活気良く輝くことはない。  身体は三段階に変化させられる。疲弊状況によっては自動的に変化するが、本編では二つしか姿を見せていない。  |音子陽菜(ねこはるな)  篠崎の幼馴染(と情報暗示を施されている)年齢が篠崎より一歳若く、後輩なため、篠崎を「先輩」付けして呼ぶこともままある。  ただ一人情報修復を行え、攻撃的な情報衝撃を用いれば愛乃と同じ戦闘能力に匹敵する。  世界を滅ぼそうとする≪黒≫の討伐に加担することとなって、愛乃と出会う。奏やエリィとも仲が良いが、愛乃には線を引いて距離を置く姿勢がある。それは、突然篠崎に連れられて入り込んだ塔にいた『篠崎に親しげな』女性だからという、妬みな事情だろう。  ネコと呼ぶと、にゃーで返す。まんざらでもないらしい。また、ねこじゃらしのお茶が好物。 【外見・性格・状況など】  三角頭巾のおミミが可愛い。目がパッチリとしていて、篠崎よりも背が低く、上目遣いがずっきゅんずっきゅん! 来る。  炊事洗濯が得意で、運動神経も悪くは無い。どれだけ食べても太らないのは、スペシャルゲストのせい。  クラスメイト達には信頼されており(忙しい役を押し付けられるくらいに)場の流れでなってしまった中央生徒会員の仕事もきっちりこなす。生徒会長候補といわれるまでに人気だが、本人にそのつもりはない。  |雅奏(みやびかなで)  電波届いてるゥ? な月島っ娘系巨乳少女。同学年の幼馴染。  信念を貫き通す性質で、マイペースにわが道を行く。しかし、それに見合うだけの自信や勇気がなく、どうすればいいかわからなくなって泣きべそを掻くことも。何度も助言をくれる篠崎に特別な感情を思ってしまうのも、まぁいたしかたない。  また、【Babel】に入るとともにクラブも辞めた。篠崎はそこまでしろと指示してはいないが、本人いわく『けじめ』とのこと。  何事に対しても真っ直ぐで、まだまだ若い少女なのだ。 【外見・性格・状況など】  揺れる黒髪のロングヘアー以上に印象的なボイン。  篠崎と恋仲になろうと努力して、よく失敗する。そのたびに篠崎に助けられ、恋に落ちる回数はすでに大気圏越えそう! あぁ〜この瞳は〜〜あなた映す〜ためだけにある〜♪  いつも、どこか抜ける。本人は察していない。  水に濡れきっても折れない、強力(ごうりき)をかけても折れない、鉄よりも頑丈そうなアホ毛は特注品で、毎日の手入れに大変手間がかかるとかなんとか。  エリィ・リゼミィア  元は水菜絵里という名義を持っていたが両親が事故で他界したことにより親戚に引き取られ、名字が変わった。 ちなみに父親が日本人で母親が外国人であることから、母親の親戚に引き取られたと推測できる(以上、本文より抜粋)  声優歌手としてひっそりと活動している。歌の上手さはいわずもながら。  それに見合うほど、スタイルも良いわけである。  ロケットには、家族三人で撮った写真が収められている。  篠崎に与えられた機器はスペシャルゲストではなく、改造を施されたノーマルテキストタイプである。 【外見・性格・状況など】  肩に触れるか触れないかまで伸ばされた髪。子猫のようにクリッとした瞳。発展途上にありながらもふっくらとしている胸の間でロケットがきらりと光を返している。  ミレ・ゼルラ  次世代ロボットが開発されたことで、道端に捨てられることとなった自動人形。篠崎に拾われ、愛乃に修復・改造され、心を持つ傍観者となった。  (傍観者というのは、現の物であることから消失しない+篠崎たちと関わったことの総てを無くせば矛盾が生じてしまう から、世界が元に戻ったあともメモリーから篠崎たちとの日々が消却されることがなかったためである)  (なぜ矛盾が生じるかは、元は自我が無い人形だったことと、篠崎たちによって自我を形成してもらえたこととの差が関係している。人間の場合は記憶消失での違和感にしかならないが、人間地味た人形から人形にもどるという矛盾をパソコンの改変波は許容できなかった)  愛乃の趣味で、ネコ好きに設定してあるにゃー。 【外見・性格・状況など】  黒色の瞳。アイカメラが赤く点滅することがある。  白色の髪は、幾分かを三つ編みにして、残りを肩から胸の脇へと垂らしている。  無表情で愛乃みたいなことを言い、そのギャップがゐいのかもしれない。  |諺兎(ことわざウサギ)  『可愛いあの娘なわ・た・し』  悪漢  三毛猫  問題出しの先生  柿&渋という女性  へぇへぇボタンという男性  自家用ガン○ムムゲン  KAN○Nの水瀬母さん  |光橋勝弥(みつばしかつや)  もうひとりの司会者のやつ  女生徒A  女生徒B  女生徒(妬)  "光"の砲撃戦を行った方々  |銃火器特化型(ガンフォーム)|人形(マリオネット)|機械(マシン)『σ』  |近接超特化型(ブレィドフォーム)|人形(マリオネット)|機械(マシン)『θ』  |対零距離戦柔軟対応型(パーフェクトフォーム)|人形(マリオネット)|機械(マシン)『K(キング)』  マリア  "黒"  "影"  キラメキ・フェ・ニクス『|煌和豊(きらめきかずとよ』  深怨(しんえん)『榊』